ありがとうを稼ぐ生き方

仕事がつまらないと嘆く人がいる。

給料が安い、残業が多いと不満をいう人がいる。

 

確かに仕事だからつらいことはあるだろう。苦しいことはあるだろう。

誰もが望んだ職業に就けるわけじゃないし、やりたくないことをやらなければならないこともあるだろう。

 

それでも、仕事は尊いものである。

どんな仕事にも等しく価値がある。価値がない仕事など存在しない。

なぜなら、その仕事が存在するのは、その仕事を必要だと感じていて、そのおかげで助かる人がいるからなのだから。

 

だから、どんな仕事でも、その仕事が存在する限り、その仕事に感謝している方が必ずいる。

それは目には見えないかもしれない。直接触れ合うことはないかもしれない。

それでもすべての仕事の最終地点には、感謝してくださる誰かがいる。

あなたの仕事のおかげで助けられたと感じる方がいる。

 

そう考えたら、仕事で決して手は抜けない。感謝してくださる方の笑顔を考えたら、適当にやることなどできない。

目の前の仕事を一生懸命、自分のベストを尽くしてやる。

時には無力を感じることもあるだろう。時には何もうまくいかず、泣き出したくなる時もあるだろう。

 

それでも、心を尽くしてやるのだ。

そうすればいつか、大きな感謝が返ってくる。

たとえ頑張りが認められず、何の意味もないような気がしていても、それは必ず誰かの役に立っている。

そして巡り巡って大きな感謝が返ってくるのだ。

 

ありがとうを稼ぐ生き方をしよう。たくさんのありがとうをもらうために懸命に働こう。

それが人間の尊さであり、美しさなんじゃないだろうか。