夢の話

いつからだろう。 日々の業務に忙殺されて本当になりたいものを忘れてしまっていたのは。 いつからだろう。 だんだんと仕事から笑顔がなくなっていたのは。 いつからだろう。 患者さんと向き合うのが面倒になっていったのは。 俺はどうなりたかった? 俺はど…

夢の話

いつからだろう。 日々の業務に忙殺されて本当になりたいものを忘れてしまっていたのは。 いつからだろう。 だんだんと仕事から笑顔がなくなっていたのは。 いつからだろう。 患者さんと向き合うのが面倒になっていったのは。 俺はどうなりたかった? 俺はど…

人間の尊厳と選択の自由

忘れられない患者さんがいる。 35歳の、若く美しい女性だった。 全身がだるくなりお腹が張ってきたため病院を受診したところ、診断は卵巣癌。 既にStageⅣまで進行しており、手術もできない状況だった。 卵巣癌は残酷な癌である。 卵巣癌の発生要因に生活習慣…

信用を積む

信頼される人と信頼されない人。 その違いはどこから来るのだろう。 私が信頼しているのは、私の想いに正面から向き合ってくれる人。私の想いを受け止め、自分の想いを伝えてくれる人。 お金を持っている人やルックスがいい人、華がある人などが注目されがち…

ありがとうを稼ぐ生き方

仕事がつまらないと嘆く人がいる。 給料が安い、残業が多いと不満をいう人がいる。 確かに仕事だからつらいことはあるだろう。苦しいことはあるだろう。 誰もが望んだ職業に就けるわけじゃないし、やりたくないことをやらなければならないこともあるだろう。…

いつか小説を書いてみたい

タイトルのまんまだけど。 いつか小説を書いてみたいと思っている。 書きたい話は決まっている。物語の始まりから、結末のワンシーンまで映像として浮かぶくらい明確に物語は出来ている。 にも関わらず書けない。途中で思いがつかえてしまうのだ。 物語には…

ただ生きることの難しさと生命の輝き

先日、ホタルをみた。 薄暗い闇夜に儚く輝く、光の数々。その淡くも力強い光一つ一つが生きていると叫んでいるような気がした。 ホタルの寿命は短い。 生まれてから1年ほどを水の中で過ごし、その後陸に上がって土の中で成虫になるのを待つ。 2ヶ月ほどのさ…